Journal Hinoko Ameno

新米かあさんの記録です

産んだだけで パーフェクト

 

 

ずーっと 0だった来客数も ちらほら アクセスが発生し ベッドのなかでほくそ笑んでたとこです。(自分のアクセスだったら笑えない)

 

読んでくださる方 いらっしゃったら、ありがとうございます。

 

息子こと、コンタの後追いがこの一週間で激化しました。家に篭りきりは わたしにもコンタにも辛く 毎日ピクニックや支援センター 空港などにワンオペで出掛ける一週間でした。夜は明日にそなえて早めに寝てしまい...

 

脳内で記事を書いては ここへ表現できず 悶々としていました。

 

最初は産まれて初めて息子に求められている気がして すごく嬉しかった。彼、ドライな性格なので。

 いまじゃ台所にたつだけで激怒するのですね。台所には柵があり息子は入れません。

 

ずーっと「まんまーまんまー」「あ゛ーーーー(怒)」「ギャーーーー(叫)」

と、煽られながら仕事するのは とてもつらいこと。時たまオムツチェックしたりして、あー....

 

きっと 何回も 何回も 

ガシャンっ、と柵をしめられて

夢のエリア(台所) に自分だけ入れず 大好きな母をとられ イライラしてるのでしょう。

 

そんな中、保育園に一時保育を利用したい旨の電話をしました。

 

「お母さん、一時保育を利用したい理由は?」

 

と聞かれ もうパニクって

めちゃくちゃ しかし率直な想いを口頭で伝えました。

 

両親が遠方で頼る人がいないこと

ファミサポもマッチングがいまだにないこと

就学したいこと

 

すると

「今年度はいっぱいで。他の園をあたってください。登録はできますが、どうされます?」と言われてしまい

 

 なら なぜに理由を聞くのでしょう。

なぜホームページに「預けたいと感じませんか?」と未だに載せているのか。

 

一時保育の利用で 理由を聞くことがわからない。

 

ただ 預けたい。

 

理由を申告して なんだか恥ずかしいような

とても とても 悲しい気持ちで 頭がそれ一色に。

電話を受け取ったわたしの目の前に広がる ボーネルンドの世界がモノクロに。

 

 子どもを産んだ人が全て 子ども好きでない。

子ども好きでも 産まなくていい、でも育てていい。

子ども苦手でも 産んでいい、みんなで育てればいい。

 

必修科目は、

彼女 彼の 生命を死守すること。

 

わたしはそう思う。腹にやってくる前から。結婚する前から。

 

 

 

「コンタを産んだだけで、パーフェクトだ。すごいことだ。だって生命を産み出したんだよ!?  」と 夫は言う。

  

心臓がピクピク動いて 臓器が活動し 血が巡り

 わたしの意思と無関係に

 勝手に動く 小さな生き物

 

 

それをひとりの女性が?

未だに信じられないを通り越して ちっとも 感動しない。

 

 

 産んだだけでパーフェクトなのだから

そのあとの「命を守る方法」の選択は一個人の自由で好みだ。

 

 

両親が子どもといる

親族が見守る

保育所 幼稚園 シッターに任せる

物理的にやばすぎるときは 児童相談所にとりあえず向かってみる

友人に預ける

 

女性の職場復帰とか そういう資本主義風味の土俵じゃなくて。

 

 

 

命を守ってくれる場所を訪ねて

そこをほんの一時、頼ることの

理由を聞かれることが謎すぎて。