Journal Hinoko Ameno

新米かあさんの記録です

数年もののイボが消えた ありがとう おでん

 

 

産後6ヶ月 じんましんで皮フ科にかかり 数年来ささやかな悩みであった頭皮の痒みを気軽にみてもらうと「イボ」ができていた。

 

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処置法として 医師に「液体窒素だな」と言われる。

液体窒素とは −196°のヒエヒエ (あつあつ?) の液体でそれを綿にしみこませ患部にあててイボ細胞を凍死させるらしい。医師曰く、注射を3回連続で打ったくらいの痛みという。

 

机の上に液体窒素は常駐していて すぐに処置に入れそうだ。陣痛出産のときに液体窒素をあてがわれたら、大丈夫だったかもしれない。でも今はシラフ。採血だけでも泣けてくる小心者は「またにします」と病院をでてきた。

 

とうの昔に工学部だった夫は「研究室で半導体をなんかするときに液体窒素を準備したよ」と言っている。ほう。

 

イボって痒いのね、そして若年でもできるのね、ということで いちからイボの生態とその対処法を調べた。

 

 

診察をうけてから半月以上はたつ。

そのイボは物理的には跡形もなく消えている。うそでしょ。

 

 

試してみたのは3つ。

ネット上で調べた印象では イボ治りづらくさまざまな民間療法が存在する。

なので まさか一発で相性のいい(?)療法をひきあてるとは...

 

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ざっと こんな民間療法があった。

尿素配合クリーム、イボコロリイソジン、線香で焼く(え!?)、茄子のへたをあてがう、柑橘系精油ホメオパシー etc...

 

民間療法は70%信じていない。まだウブだったとき100%くらい、その力を信じていた。

でも自分の一過性アトピーや夫の湿疹に奮闘したそれらは全く歯がたたず、結局 ステロイドと時間が皮膚を癒してくれたので もう民間療法には拗ねて拗ねて、そっぽむいていた。

 

まずは無料のものを...と

洗面台の下を掘りティトゥリーの精油を準備。

原液塗布はなんだか怖かったため、鏡の前にあったスクワランオイルで希釈。1:1くらいかな。これを風呂上がりに塗布した。

シミもせず、ただスーっとした。

 

つぎにウエルシアに走り、クラシエ社の「ヨクイニン」。

ヨクイニンはハトムギの成分らしい。

さらに、スーパーで出雲のハトムギ茶も購入。

血で血を洗うように 食後、ハトムギハトムギを流した。

 

ティトゥリーをぬったあと、心なしか痒みがひいているような気がした。スースーのせいで皮膚が麻痺しているのかも。

 

療法前

患部の場所は左後頭部。なので自分でどうなっているか見ることはできない。

手で触ると、2cmくらいのボコっとしたものの上に数ミリのツブっとしたものがある感じ。文字にすると鳥肌がたってくる。御免なさい。

目視では夫いわく「蚊にさされたような」。

 

朝晩にオイルをぬって、食後にハトムギハトムギを流す日々。

ハトムギ茶は1ℓくらいを、保温ポットに入れていつでも飲めるようにテーブルにおく。

コップの練習をしている息子の良いドリンクにもなっていた。

 

そして3日くらいで明らかに、ツブとボコが小さくなっている。

この頃から調子に乗って、オイルで希釈せず原液塗布し始める。

夫に「いまどうなってる?」と聞くと「なにもなってないようにみえるよ?」

 

1週間後、「ねえ、イボどうなってる?...あれ......あれ....どこだっけ?」

髪をかきわけども、彼奴の場所がはっきりわかならい。でもふんわり痒いには痒い。

 

2週間後、漢方を飲むことも 精油を塗布することも忘れはじめる。

だって気にならなくなったから。

おそらくウイルス性イボなので 完全消滅させるまでは

「治ったかな?」から 1週間はしつこく療法を続ける予定だったけど。

 

 

精油とかハーブは理屈抜きに好き。でも芳香目的としてしか利用していなかった。

 

お世話になった助産院では実際的に精油をとりいれていて、お産直後のズタボロの股に、へその緒を切られ臭くなった息子のへそに、塗布していた。それを「精油とか大丈夫かいな」と疑いの目でみていたことを否定しない。

 

産後、とある事情で助産院と提携している産婦人科へ股をみせに行く機会があって

「おお〜 〇〇助産師、うまく産んだな。すごく綺麗ですよ。股」と医師に言われた。

傷は問題なく癒えているようだった。

 

 

こんなことがあったら 自然療法をまた信用してしまうではないか。

 

とりあえず いまのところは

液体窒素はまぬがれたみたい。